ムジナモ/狢藻/むじなも ムジナモの意味 ムジナモとは、モウセンゴケ科の食虫植物。静かな沼地の水面に浮かび、根はない。葉身はハマグリ状に開閉し、虫が触れると閉じて捕らえる。埼玉県羽生市の宝蔵寺沼のものは国の天然記念物。 ムジナモの語源・由来 ムジナモは、全草をムジナの尾にたとえた名で、ムジナはタヌキやアナグマの別名である。 明治23年(1890年)、「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎博士が、東京郊外の小岩村(現在の東京都江戸川区小岩)で発見し「ムジナモ」と命名した。