駅伝/えきでん

駅伝の意味

駅伝とは、「駅伝競走」の略。リレー形式で行われる長距離競走。走者はたすきをつけてスタートし、定められた区間を走って、次の走者にたすきを渡す。

駅伝の語源・由来

駅伝は、唐の制度にならって律令制に取り入れられた古代の公的交通通信制度で、30里ごとに駅を備えて官使の逓送や宿泊に用い、郡家には5頭ずつ伝馬を置いて公用にあてた。
「駅伝」という言葉中国からの借用で、元々は「宿駅におかれた」という意味であった。
これが、陸上競技の名前に用いられたのは、大正6年(1917年)4月27日から3日間にわたって行われた東京奠都50周年記念の「東海道駅伝徒歩競走(東海道五十三次駅伝競走)」である。
当初は「マラソンリレー」という仮称がつけられていたが、同大会主催者の読売新聞社社会部長であった土岐善麿が、大日本体育協会副会長の武田千代三郎と図り、東海道五十三次にちなんで「駅伝」と命名したといわれる。

駅伝の類語・言い換え

駅伝競走/リレーマラソン/マラソンリレー/たすきリレー/長距離リレー/ロードリレー/マラソンリレー/ロードレース/長距離走/長距離競走/徒競走/競走/陸上競技/陸上

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