凸凹/でこぼこ

でこぼこの意味

でこぼことは、物の表面に起伏があって平らでないこと。また、そのさま。物事に優劣・大小などの差があって、釣り合いが取れていないこと。また、そのさま。

でこぼこの語源・由来

でこぼこの「でこ」は、「おでこ」など出ているものを表す語で、「出る」の意味からと思われる。
でこぼこの「ぼこ」は、くぼみや穴がたくさんあるさまをいう「ぼこぼこ」や、物が凹んだり、穴があいたりするさまの「ぼこっと」があるため擬音語と思われるが、穴があく意味の「ほげる」に由来する説もある。

「でこぼこ」「でこでこ」「ぼこぼこ」が使われるようになったのは明治以降のこと。
江戸時代には「だくぼく」「だくりぼくり」が「でこぼこ」を表す語として広く用いられ、「でくぼく」や「でくまひくま・でこまひこま(凸間凹間)」などの形もあった。

でこぼこの類語・言い換え

物の表面がでこぼこ

凹凸/だくぼく/とつおう/だくりぼくり/でくぼく/でくまひくま/でこまひこま/でこでこ/ぼこぼこ/がたがた/いぼいぼ/ギザギザあばた模様/穴だらけ/穴ぼこだらけ/いびつ/起伏/高低

物事の釣り合いがでこぼこ

ちぐはぐ/バラバラ/アンマッチ/不一致/格差/不調和/不整合/不均衡/不釣り合い/アンバランス/不公平/不平等/不統一/不均一/いびつとんちんかん/不揃い/支離滅裂

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