ちんちんかもかもの意味
ちんちんかもかもとは、男女が仲睦まじいこと。ちんちんかも。ちんちん。ちんかも。
ちんちんかもかもの語源・由来
ちんちんかもかもの「ちんちん」は、「やきもち」や「嫉妬すること」を表す語で、嫉妬したくなるほど仲睦まじいさまのこと。
ちんちんが「やきもち」や「嫉妬」を意味するようになったのは、中部地方で湯が沸き立つ音や、そのような熱いものを言うように、熱いさまを表す「ちんちん」からであろう。
ちんちんかもかもの「かもかも」は、「かもかくも」や「とにかくも」「ともかくも」などと同じ意味の副詞で、「ちんちん」という繰り返しの言葉の調子に合わせ、後方に添えられたものと思われる。
江戸時代の小唄『ちんちん節』の歌詞では、「ちんちん」が千鳥の鳴き声を表し、歌詞全体で、男女が仲睦まじくしているさまを表していることから、ちんちんは千鳥の鳴き声とする説もある。
しかし、この唄は嫉妬の「ちんちん」と、千鳥の鳴き声の「ちんちん」を掛けたものなので、これを語源とするのは誤りである。
また、ちんちんかもかもの「かもかも」は、仲が良いことを鴨肉の味のように良いものとたとえたもので、鳥のカモとする説もある。
しかし、これは「いとこ同士は鴨の味」の由来である。
「ちんちんかもかも」の語源が「いとこ同士は鴨の味」にあると仮定しても、「鴨の味」を「かもかも」と言ったり、「ちんちん鴨の味」の使用例が見られないため疑問が残る。
ちんちんかもかもの類語・言い換え
ちんちんかも/ちんちん/ちんかも/ラブラブ/熱々/仲睦まじい/睦まじい/睦まやか/懇ろ/蜜月/親密/密接/わりない/べったり/いちゃいちゃ/いちゃつく/和気藹々/仲良し/仲良く/鴛鴦/鴛鴦の契り/比翼連理/比翼の鳥/連理の枝/天に在らば比翼の鳥、地に在らば連理の枝/偕老同穴/琴瑟/琴瑟相和す/琴瑟相和/琴瑟調和/鳳凰于飛/形影相伴う/形影一如/形影相伴/関関雎鳩/関雎之化/おしどり夫婦/相思相愛/両思い/思い思われ/昵懇/懇意