びっくりの意味
びっくりとは、突然のことや意外なことに驚くさま。吃驚。喫驚。
びっくりの語源・由来
びっくりの語源は、第一次世界大戦でドイツが負けた際、ドイツ人捕虜が「Wirklich(本当に?)」と叫んだことからとする説が、テレビのクイズ番組で取り上げられ広まった。
しかし、既に室町時代には見られる語なので、ドイツ語に由来するはずがない。
びっくりは、驚くさまのほか、わずかに動くさまを表し、「びくり」が促音化した語である。
「びくびく」「びくっと」「びくともしない」など「びく」の付く語は、かすかな動きを表す擬態語「びく(びくっ)」から派生したもので、「びっくり」が驚くさまを表すのも、驚いた際に小さく動くところからである。
びっくりの漢字には、意味からの当て字で「吃驚」や「喫驚」と書かれることもある。
びっくりの類語・言い換え
びっくら/吃驚/喫驚/驚き/驚嘆/驚愕/驚倒/一驚/仰天/怪顛/唖然/愕然/呆然/駭然/鳩が豆鉄砲を食ったよう/動転/動揺/瞠目/衝撃的/寝耳に水/驚破/びっくらする/びっくらこく/驚く/驚き入る/たまげる/たまぎる/おったまげる/ぶったまげる/打ち驚く/一驚を喫する/胆を潰す/度肝を抜く/荒肝を抜く/荒肝を拉ぐ/毒気を抜かれる/胸を突く/胸を潰す/ギョッとする/ドキッとする/ハッとする/ドッキリする/ドキリとする/ドキンとする/泡を食う/泡を食らう/面食らう/目を丸くする/目を剥く/目玉を剥く/目玉が飛び出る/目を白黒させる/目を疑う/見浅む/目をパチクリさせる/目が点になる/耳を疑う/耳驚く/耳目を驚かす/舌を巻く/舌を翻す/声を失う/腰を抜かす/腰が抜ける/あっけにとられる