相合傘/相合い傘/あいあいがさ

相合傘の意味

相合傘とは、一本の傘に男女二人が一緒に入ること。傘の柄の両側に男女の名前を書き、二人の仲を示す落書きの一種。最合傘(もやいがさ)。

相合傘の語源・由来

相合傘は江戸時代から用いられている語で、相合傘を書いて男女の間柄を表す落書きも江戸時代から見られる。
相合傘の「相合(い)」は、一緒に物事をしたり、共有・供用することの意味で、近所で共同に使う井戸の「相合井戸」、牛を供用する「相合牛」、男女二人が一本のキセルでタバコを吸う「相合煙管」など、「相合」の語は広く用いられた。
「相」も「合い」も、動詞「合う」の連用形で、「互いに」「一緒に」を表す。

TOP
テキストのコピーはできません。