和え物/あえもの

和え物の意味

和え物とは、魚介類や野菜などを、味噌ごま豆腐・からしなどで混ぜ合わせた料理。

和え物の語源・由来

和え物の「和え」は、混ぜ合わせる意味の「あえる(和える)」の連用形。
「あえる」の文語形は「あふ」で、他のものの中に混ぜてひとつにする、調合することを表す「合う」から。
漢字に「和」を用いるのは、異なるものをひとつにする意味からである。

和え物は古くからある調理法で、9世紀末の『新撰字鏡』や10世紀前半の『和名抄』にも見える。
味噌や胡麻など、和え物を作るときに材料に混ぜ合わせる調味料を「和え衣」と言い、その和え衣によって「味噌和え」や「胡麻和え」などと呼ぶ。
また、豆腐・白味噌・白胡麻を和え衣にしているものは、「白和え」とも呼ぶ。

和え物の類語・言い換え

和え/和え作り/和え交ぜ/混ぜ物/胡麻和え/酢味噌和え/ぬた/ぬた和え/白和え/味噌和え/酢の物/酢和え/なます/からし和え/けし和え/みぞれ和え/黒和え/青和え/木の芽和え/卯の花和え/おろし和え/鉄砲和え

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