油を絞るの意味
油を絞るとは、過ちや失敗を厳しく責めてこらしめる。
油を絞るの語源・由来
油を絞るは、果物や種子を締め木に挟んで、強く圧力をかけて油を搾り取るところから生まれた言葉。
室町時代には、他者にさんざん苦労させて、利益を自分のものにする意味。江戸時代には、苦労を重ねて収益を手に入れる意味で使われていた。
現代のように厳しく責め立てる意味で「油を絞る」が使われるようになったのは、明治以降のことである。
この意味での漢字表記は「油を絞る」だが、植物油を採る意味では「油を搾る」と書く。
油を絞るの類語・言い換え
譴責する/難詰する/面責する/面詰する/叱り飛ばす/叱りつける/厳しく責める/こってりと絞る/吊るし上げる/叱る/大目玉を食らわす/お灸をすえる/お仕置きする/折檻する/咎める/非難する/戒める/説教する/説諭する/懲らしめる/糾弾する/弾劾する/追及する/ガミガミ言う/口うるさく言う/くどくど言う/論難する/責める/とっちめる/文句を言う