意味
破魔矢とは、正月の縁起物。初詣に行った際、厄除けのお守りとして神社で売り出される。また、棟上げ式の際、破魔弓とともに鬼門の方角に向けて屋上に立てる2本の矢の形をしたもの。
語源・由来
破魔矢は「破魔矢奉製所」という会社が登録商標していた名前で、更新を怠ったために一般名になったとするものもある。
しかし、「破魔矢」が登録商標されていた一時期、NHKのニュースなどで「魔除けの矢」と呼んでいたというだけのことで、言葉自体は商標登録される以前からあり、「破魔矢」という言葉や風習の由来が「破魔矢奉製所」に関係することではない。