ハタハタの意味
ハタハタとは、スズキ目ハタハタ科の魚。全長約20センチ。体形はやや細長く側扁。秋田・山形沿岸で産卵のために押し寄せたものを漁獲する。食用。「ブリコ」と呼ばれる卵も食用。カミナリウオ。
ハタハタの語源・由来
ハタハタは雷の鳴る音を表した擬音語で、「ゴロゴロ」のようなものである。
古語で雷が鳴ることは「はたたく」といった。
ハタハタが雷に由来するのは、晩秋から初冬の雷が多く鳴る季節に、この魚が海岸へやってくることからである。
別名を「カミナリウオ(雷魚)」というのも、そのためである。
ハタハタの漢字「鰰」は、雷のことを神にたとえて「はたがみ」といったことに由来する。
また、魚偏に雷の「鱩」で表すこともある。
ハタハタの別名・類語
カミナリウオ/サタケウオ/オキアジ/シマアジ/ハダハダ/ハタ/シロハタ/シラハタ/カタハ