竹馬の友の意味
竹馬の友とは、幼い頃に竹馬に乗って遊んだ友人。幼い時からの親しい友達。幼なじみ。
竹馬の友の語源・由来
竹馬の友は、『晋書』殷浩伝の次の故事に由来する。
殷浩（いんこう）と並んで称されることに不満だっった垣温（かんおん）は、殷浩は幼い頃に自分の乗り捨てた竹馬を使っていたのだから、自分の方が優位だと人に語ったという。
この故事からすれば、「昔からのライバル」の意味になるが、「幼い頃に竹馬で遊んだ友」の部分が強調され、「幼なじみ」を表す言葉となっている。
この故事に出てくる「竹馬」は、2本の竹竿に横木をつけ、それに足を乗せて歩く高足の竹馬ではなく、竹の先に木製の馬の顔に模したものや手綱をつけ、またがって遊ぶものである。
初春に子どもが遊んだ玩具の「春駒」が近いが、春駒は馬の頭の形をした張り子を竹にさし、末端に車をつけたものなので、厳密には竹馬の友でいう「竹馬」と異なる。
竹馬の友の類語・言い換え
鳩車竹馬の友／騎竹の交わり／竹馬の交わり／竹馬の好／幼馴染み／幼友達／昔馴染み／古馴染み／筒井筒／旧友／旧知の仲／旧知の友／旧知の間柄／昔からの友達／古くからの友達／長年の友達／昔からの友人／古くからの友人／長年の友人／昔からの付き合い／古くからの付き合い／長年の付き合い／昔からの関係／古くからの関係／長年の関係