セイウチの意味
セイウチとは、食肉目セイウチ科の海生哺乳類。北極海の沿岸や浮氷上に群れをなして生息する。幼獣には体毛があるが、成獣にはほとんどない。皮膚は茶灰色。ひげが生え、二本の大きな牙をもつ。貝を主食とする。
セイウチの語源・由来
セイウチは、ロシア語で「トド」や「アシカ」を意味する「sivuch」が音変化した語。
オランダ語の「Zeekoe」が転訛した説もあるが、生息地や音からロシア語が妥当であろう。
漢字で「海象」や「海馬」と表記するのは、セイウチを「カイゾウ」「カイバ」と呼んだことからの当て字である。