パエリア/paella

パエリアの意味

パエリアとは、米と肉・魚介類・野菜などの具材を、オリーブオイルとサフランを加えて煮込んだスペイン料理。パエリヤ。パエーリャ。

パエリアの語源・由来

パエリアは、スペイン語「paella」に由来するが、これは元々「金属製の鍋」を指す言葉で、金属製の専用鍋を用いて調理することから米料理の名前となった。
「paella」は、ラテン語で「開いている」「蓋のない」を意味する「pateo」、「浅い皿」を意味する「patera」などが語源で、カタロニア語で「paella」となった。
スペイン語の「paella」は、「パエジャ」に近い発音に聞こえるが、日本では「パエリア」「パエリヤ」「パエーリャ」と呼ばれる。
日本でバレンシア風パエリアと言えば、イカやエビなどの魚介類が入った海鮮料理として知られているが、現地では必ずしも魚介類を入れるわけではなく、魚介類の入ったものは「paella mixta(ミックス・パエリア)」と呼ばれる。
また、元来のパエリアは、うさぎの肉を使ったものであったといわれている。

パエリアの類語・関連料理

パエリヤ/パエーリャ/パエリャ/パエーヤ/ピラフ/炊き込みご飯/リゾット/チャーハン/焼き飯

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