八百屋の意味
八百屋とは、野菜・果物どを売る小売商。また、その店。青物屋。青果商。深くはないが、学問・技芸・趣味などに通じていること。また、その人。
八百屋の語源・由来
八百屋は、「青物屋」を略した「青屋(あおや)」が変化した語。
「あおや」から「やおや」に転じたのは、藍染め業者と間違えないためや、言いやすく訛ったという説。
扱う商品が多いことから「八百万(やおろず)」など、数が多いことを表す「八百」を連想して転化したとする説がある。
「八百」は本来「やほ」と読まれ、「やを」を経て「やお」になった語で、「青」は本来「あを」であったことから、「やおや」の語が成立した後、「八百」の字を当てて「八百屋」になったと考えられる。
八百屋の類語・言い換え
野菜や果物を売る八百屋
青果店/青物屋/青果商/青物売り/前栽売り/野菜屋/野菜売り/果物屋/果物店/生果店/果物売り/青果売り場/野菜売り場/果物売り場
学問・技芸・趣味などに通じている八百屋
なんでも屋/よろずや/螻蛄才/螻蛄芸/彼此屋/彼此師/齧り散らす/小器用/器用貧乏/器用貧乏人宝/細工貧乏/細工貧乏人宝/八細工七貧乏/多芸は無芸/何でも来いに名人なし/石臼芸/碾き臼芸/百芸は一芸の精しきに如かず/雑学王/博識/博学/物知り/多識/博通/博覧強記/博覧/博聞