うどの大木/独活の大木/うどのたいぼく

うどの大木の意味

うどの大木とは、体ばかり大きくて立派だが、何の役にも立たない者のこと。

うどの大木の語源・由来

うどの大木の「うど」とは、植物の「ウド(独活)」のことで、「大木」と言うものの木ではなく、木ではなく多年草である。
ウドの茎は、地上に出るの若芽の時は食用とされるが、大きくなると食用にならない。
また、成長すると高さ2メートルほどにもなるが、草なので柔らかくて弱いため、建築用材にも使えない。
そのような役に立たない成長したウドにたとえ、役立ずな者を「うどの大木」と言うようになった。

成長したウド

成長したウド


うどの大木の類語・言い換え

いもがらの大木/独活の大木柱にならぬ/独活の大木蓮木刀/大男の殿/大男の見かけ倒し/大男総身に知恵が回りかね/白豆腐の拍子木/千人持ちの蒟蒻/大きい大根は辛くない/木偶の坊/役立たず/ポンコツ/無用の長物/長鞭馬腹に及ばず木

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