セレンディピティの意味
セレンディピティとは、偶然に幸運な発見をする能力。運よく発見したもの。
セレンディピティの語源・由来
セレンディピティは、英語「serendipity」からの外来語。
「serendipity」は、イギリスの政治家で小説家であったホレス・ウォルポールによる造語で、スリランカのおとぎ話『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』に登場する、王子たちの持つ発見する能力に因んだ言葉である。
セレンディピティの語源となる「セレンディップ(Serendip)」とは、セイロンの旧称で、現在のスリランカのこと。
スピリチュアル的な言葉として扱われることもあるが、「棚から牡丹餅」や「もっけの幸い」のように、単なる偶然で舞い込んだ幸運を意味するのではなく、セレンディピティは有益な情報を発見するための知識や、観察力、洞察力を潜在的に持っていることが前提としてある。
セレンディピティの類語・言い換え
偶察力/徴候的知/掘り出し上手/ひらめき/シンクロニシティ/ブラウジング/観察力/洞察力/直観力