御虎子/おまる

おまるの意味

おまるとは、幼児や病人が用いる、持ち運びのできる便器。

おまるの語源・由来

おまるの「お」は接頭語の「御」、「まる」は大小便をする意味の動詞「まる(放る)」である。
古くは、単に「まる」と呼んでいた。
字に「御虎子」が当てられるのは、その形状が虎の子のようであることからと思われる。
おまるが「まる」と呼ばれた時代から、「虎子」の漢字は用いられている。
稀に「御丸」と表記されることもあるが、「御丸」は女房詞で「腰」や「団子」など丸い形状のものを指す言葉なので、便器のおまるに当てる漢字としてはふさわしくない。

おまるの別名・類語

便器/金隠し/おかわ/糞壺/便壺/肥壺/便槽/大壺/尿瓶/トイレ/トイレット/トワレ/便所/洗面所/化粧室/雪隠/砂雪隠/かわや/こうや/はばかり/手水/手水場/手洗い/お手洗い/手洗い場/WC/ウオータークロゼット/レストルーム/バスルーム/クローゼット/ラバトリー/便室/御不浄/不浄/不浄場/閑所/分別所/用所/用場/東司/東浄/後架/御下/樋殿/くそふく/浄房/西浄/よそよそ/公衆トイレ/公衆便所/共用トイレ/共用便所/個室トイレ/個室便所/水洗トイレ/水洗便所/多目的トイレ/用水便所/シャワートイレ/汲み取り式便所/ぼっとん便所

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