ナメクジ/蛞蝓/なめくじ

ナメクジの意味

ナメクジとは、腹足綱ナメクジ科の軟体動物。虫ではなく陸生巻貝だが、殻は退化して見られない。体長6cmほどで、塩をかけると体内の水分が出て縮む。なめくじら。なめくじり。

ナメクジの語源・由来

ナメクジの「ナメ」は、滑らかに移動する姿から「滑」の意味が有力と考えられ、舐めるように這うことから「舐め」とする説もある。
「クジ(クヂ)」は、ナメクジが植物の上を這った後、えぐられたようになっていることから、「あける」「えぐる」という意味の「くじる」とする説もあるが民間語源で、「クジ」については不明である。
別名に「ナメクジリ」「ナメクジラ」「マメクジリ」「マメクジラ」「ナメラクジ」などがある。
「ナメクジリ」の語形から見ると「くじる」が語源でもおかしくないが、この呼称は民間語源の「くじる」から生まれたという見方が強い。
古くは、カタツムリも「ナメクジ」と呼ばれていたため、カタツムリと区別するため「裸」を冠して「ハダカナメクジ」とも呼ばれた。
現在でも、「裸」を冠した呼称を用いる地域がある。

ナメクジの別名・類語

ナメクジラ/ナメクジリ/マメクジリ/マメクジラ/ナメラクジ/ハダカナメクジ/カタツムリでんでんむし/マイマイ/かたつぶり/ででむし/でんでむし/まいまいつぶり/まいまいつぶら/まいまいつぶろ

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