ミヤギノハギの意味
ミヤギノハギとは、マメ科の落葉低木。9月頃、紅紫色の蝶形の花が咲く。東北地方の山野に自生する。
ミヤギノハギの語源・由来
ミヤギノハギは、宮城県仙台市の東部にあった原野「宮城野(現在の宮城野区とは異なる)」に由来する名といわれるが、その中にも二通りの説がある。
ひとつは、宮城野を原産地とする説。
もうひとつは、宮城野と共にハギは古くから歌で詠まれていることから、歌枕の「宮城野の萩」に因んだ命名という説である。
宮城野を原産地としたのではなく、宮城県に多く自生するハギなので、歌枕の「宮城野の萩」に因んで付けられた名前と考えるのが妥当であろう。
ミヤギノハギの別名・類語
夏萩/糸萩/ハギ