桑の意味
桑とは、クワ科クワ属の総称。本来は落葉高木だが、葉を蚕(カイコ)の飼料にするため、幹を切って低木に仕立てる。
桑の語源・由来
桑の歴史的仮名は「クハ」。
桑の語源には、「コハ(蚕葉)」の転。「コクフハ(蚕食葉)」の意味。「クフハ(食葉)」の約転。「クハ(飼葉)」の意味など諸説あるが、いずれの説も、蚕が食べる葉の意味に由来する。
これは、古来より日本の重要産業として養蚕が行われており、蚕の餌として桑が各地に植えられていたためである。
桑の種類・別名
ヤマグワ/カラグワ/マグワ/トウグワ/ハクソウ/カラヤマグワ/ロソウ/ログワ