キツネノカミソリの意味
キツネノカミソリとは、ヒガンバナ科の多年草。夏、葉の枯死後に花茎を伸ばし、黄赤色の6弁花を開く。有毒。
キツネノカミソリの語源・由来
キツネノカミソリは、花を「狐火」、葉を「日本剃刀」に見立てた名前。
昔、正体の分からない明かりは、キツネが口から吐き出す「狐火」と信じられていた。
森陰の何もない場所に突如現れる、葉のついていない炎のような花は、「狐火」に見立てられた。
キツネノカミソリの葉は、先が丸みを帯びた線形で、日本剃刀の刃に似ている。
そのように見立てられた、花の「キツネ」と葉の「カミソリ」を合わせて、「キツネノカミソリ」という名になった。
キツネノカミソリの別名・類語
キツネノタイマツ/キツネユリ/キツネバナ