カッコウの意味
カッコウとは、カッコウ目カッコウ科の鳥。全長約35センチ。日本には夏鳥として渡来する。閑古鳥。合法鳥。
カッコウの語源・由来
カッコウは、「カッコー、カッコー」と聞こえる、その鳴き声に由来する名前。
中国では「郭公」、イギリスでは「cuckoo」、フランスでは「coucou」、ドイツでは「kuckuck」、オランダでは「koekoek」というように、この鳥は世界各地で鳴き声から命名されている。
漢字の「郭公」は中国名からだが、昔の日本ではカッコウを指しておらず、『万葉集』で「郭公」と表記されているのは「ホトトギス」のことで、「カホトリ」や「ヨブコドリ」と呼ばれていたのが、カッコウのことと考えられている。
カッコウの別名・類語
閑古鳥/合法鳥/カッコウドリ/カンポドリ/カッコドリ/カッポウ/大虫喰/呼子鳥/布穀鳥/布穀/獲穀/あわまき鳥/種蒔鳥/豆蒔鳥/儲鳥/顔鳥/箱鳥