御託を並べるの意味
御託を並べるとは、自分勝手な言い分をくどくどと言いたてる。
御託を並べるの語源・由来
御託を並べるの「御託」は、「御託宣」の「宣」を略した語。
御託宣とは、神の意思をお告げ知らせるのことや、神に祈って受けたお告げのこと。
神のお告げの話をする者は偉そうな態度にも見え、その話はもったいぶって長々と続くことから、「御託(御託宣)」は傲慢でくどくどと言う意味になった。
御託を並べるの「並べる」は、「文句を並べる」のように「次々に言う」「述べたてる」といった意味で、しきりなさまを強調したものである。
御託を並べるの類語・言い換え
能書きを垂れる/講釈を垂れる/お題目を並べる/長広舌をふるう/くどくど言う/四の五の言う/つべこべ言う/つべらこべら言う/ぶつぶつ言う/ぶつくさ言う/ぐだぐだ言う/がたがた言う/なんのかんのと言う/なんだかんだ言う/あれこれ言う/あれやこれや言う/ああだこうだ言う/どうのこうの言う/くだを巻く