大団円/だいだんえん

意味

大団円とは、小説や演劇などの最後の場面。特に、全てがめでたくおさまる結末。「大円団」と書くのは間違い。

語源・由来

大団円は「大」と「団円」からなる語。
「団円」は丸いことを形容する語で、円満であることや、欠けることなく完全に終わることの意味にも使われる。
そこから「団円」は、演劇や小説などで最終的にすべてが円満にまとまり、終了する意味として使われるようになった。

「大」は程度の甚だしいさまや立派であることを表す接頭語で、「大団円」は「団円」よりも最初から最後まで非常に素晴らしいことを強調した表現になっている。

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