チャルメラの意味
チャルメラとは、流し屋台のラーメン屋(夜鳴きそば屋)が吹く、オーボエのような木管楽器。先端はラッパのように開いている。
チャルメラの語源・由来
チャルメラは、ポルトガル語の「charamela」に由来する。
「charamela」は、葦(あし)を意味するラテン語「calamus」が語源。
ポルトガルのチャルメラはオーボエの源流となった楽器で、16世紀に日本へ入り「南蛮笛(なんばんぶえ)」とも呼ばれた。
しかし、現在日本で「チャルメラ」と呼ばれている楽器は、中国伝来の唐人笛(とうじんぶえ)で簫(しょう)の一種「さない」や「さとつ」に近いものである。