愛嬌の意味
愛嬌とは、憎めない表情やしぐさ。人に好かれるような言葉・振る舞い。
愛嬌の語源・由来
愛嬌は本来「愛敬(あいぎょう・あいぎゃう)」で、慈しみ敬う意味の仏教用語であった。
室町時代頃から、清音の「あいきょう」が用いられるようになり、中世後期頃には清音が多く用いられるようになった。
この頃から「敬」の意味も薄れはじめ、「可愛らしさ」「艶かしさ」などの意味を持つようになり、「嬌」の字が当てられ「愛嬌」となった。
愛嬌は「可愛らしさ」の意味から多くの派生を生み、「人に好かれる振る舞い」の意味。
さらに余興などのちょっとしたサービスをいう「ご愛嬌」や、商店などのオマケの意味にも用いられるようになった。
愛嬌の類語・言い換え
愛想/可愛げ/微笑ましい/憎めない/チャーミング/キュート/愛くるしい/愛らしい/愛愛しい/かわいい/可愛らしい/ラブリー/愛しい/愛おしい/めんこい/色気/おバカ