レモンの意味
レモンとは、ミカン科の常緑低木。また、その果実。インド原産。果実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、クエン酸・ビタミンCを含む。
レモンの語源・由来
レモンは、英語「lemon」からの外来語。
元はヒンドゥー語「limbu」で、それがアラビア語に入って「laimun」「limun」と呼ぶようになり、ラテン語で「limo」となった。
更にフランス語やスペイン語に入って「limon」となり、英語に移って「lemon」となった。
これらは全て「レモン」を表す言葉で、何故こう呼ばれるようになったか不明である。
なお、フランス語の「limon」は、14世紀から「citron(シトロン)」が「レモン」を表すようになったため、現在は使われていない。
レモンの漢字は中国語「檸檬(ネイモウ)」からの借用で、英語「lemon」の音訳である。
また、紅茶にレモンの薄い輪切りを浮かべる「レモンティー」は和製英語。
イギリスではこのような飲み方自体されないが、もし英訳するならば「tea with lemon」が正しい。