小松菜の意味
小松菜とは、アブラナ科の一年生または二年生の野菜。おひたしや汁の実、雑煮などにされる。鶯菜。冬菜。
小松菜の語源・由来
小松菜の名は、江戸時代、武蔵国葛飾郡小松川村(現在の東京都江戸川区小松川付近)で多く栽培されたことにちなむとされる。
徳川綱吉(吉宗の説もあり)に献上された際、この地名から「小松菜」と名付けられたともいわれるが、名付け親に関しては定かではない。
小松菜の別名「鶯菜」は、3~4月に出荷されるため「ウグイスの鳴く頃の菜」の意味。
この季節の小松菜や水菜は、まだ若くて小さいことから、小さい菜の意味でもいう。
小松菜のもうひとつの別名「冬菜」は、文字通り「冬の菜」の意味であるが、白菜など冬の食材として使われるものの多くは「冬菜」と呼ばれる。