丑/丑年の意味
丑とは、干支(十二支)の2番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「北北東(北から東へ30度の方角)」。旧暦12月の異称。前は子、次は寅。
丑年とは、西暦年を12で割った際、余りが5となる年。
丑/丑年の語源・由来
「丑」は、『漢書 律暦志』では「曲がる」「ねじる」を意味し、芽が出かかっているが、まだ曲がっていて地上に出ていない状態、伸びきれずにいる状態を表すものと解釈されている。
「紐」の漢字も、「丑」が「ねじる」「曲げる」の意味で使われている。
この「丑」を「牛」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため動物の名前を当てたものであるが、順番や選ばれた理由は定かではない。
神様が十二支の動物を決める際、牛は歩くのが遅いため早くから出かけ、門前に一番にたどり着いたが、背中に乗っていたネズミが飛び降りたため二番になったという話があるが、これは十二支に動物が割り振られた後に作られたもので、「丑」に「牛」が当てられた由来ではない。
丑/丑年の類語・言い換え
干支の丑
乙丑/丁丑/己丑/辛丑/癸丑/十二支/地支/日読み/干支
方角の丑
北北東
陰暦12月の丑
丑月/丑の月/建丑月/12月/December/師走/極月/臘月/臘/年関/雪月/氷月/春待月/梅初月/三冬月/弟月/乙子月/親子月/暮古月/果ての月/除月/年積月/数え月/限りの月/限り月/終月/晩冬/杪冬/季冬/窮陰/窮冬/大呂/嘉平/苦寒/玄枵/旧臘/客臘/暮歳