露払い/つゆはらい

意味

露払いとは、相撲で横綱の土俵入りの時、先導して土俵に上がる力士。

語源・由来

露払いは、蹴鞠(けまり)に由来する。
公家が蹴鞠の会を行う際、まず鞠を蹴って周囲に植えられた木の露を払い落すことや、それを行う人を「露払い」と言った。
転じて、「露払い」は貴人の先に立って道を開く人を指すようになり、行列などの先導をすることや、先導する人の意味となった。
そこから更に転じて、横綱の先導役をつとめる力士を指すようになった。

遊芸などで最初に演じることや、その演じる人も「露払い」と言う。

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