タンチョウの意味
タンチョウとは、ツル科の鳥。全身白色で、頭頂は赤く、眼からくびと翼の次列風切・三列風切は黒い。北海道の湿地に周年生息する。特別天然記念物。
タンチョウの語源・由来
丹頂の「丹」は「赤」の意味で、頭頂部の皮膚が露出し、鶏冠のように赤いところからの命名。
この種が「タンチョウ」と呼ばれるようになったのは、江戸時代に入ってからである。
奈良時代には、他のツルと区別されておらず、単に「たづ(鶴の古名)」や「つる」と呼ばれていた。
特に「しろたづ」や「しろつる」と呼ばれたのはタンチョウであったが、ソデグロヅルも含まれていたと考えられている。
タンチョウの別名・類語
丹頂鶴/鶴