アロマテラピーの意味
アロマテラピーとは、薬草や花などの植物から抽出した精油の香りを用いて、健康や美容、リラクゼーションに役立てる芳香療法。アロマセラピー。
アロマテラピーの語源・由来
アロマテラピーは、フランス語「aromathérapie」からの外来語。
英語「aromatherapy」の発音では、「アロマセラピー」と言う。
「aromathérapie(アロマテラピー)」は、フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによる造語で、「アロマ」が「芳香」、「テラピー」が「療法」を意味する。
1920年代、ガットフォセが研究中の爆発でやけどを負い、やけどした箇所にラベンダーの精油を浸したところ痛みが軽減し、やけどの跡も残らなかった。
その経験から、ガットフォセ博士は精油の研究に力を注ぎ、1928年に学会で発表。
1937年に出版した『アロマテラピー』というタイトルの本が、1977年に英訳されたことでイギリスで流行し、世界中に広まっていった。