ツユクサ/露草/つゆくさ

意味

ツユクサとは、ツユクサ科の一年草。道端や小川の縁に群がって生える。夏、青色の花をつける。青花・帽子花・蛍草など別名が多い。

語源・由来

ツユクサの語源には、露を帯びた草の意味や、よく露を保つところから。朝露に濡れている間は美しいが、昼には花がしおれるため、朝露が似合う草の意味など、「露」に由来する説が多い。
朝に咲いて昼にはしぼむ儚い花なので「露」にたとえたとする説もあるが、儚さの比喩に「露」が用いられる以前から「ツユクサ」の名はあるため考え難い。

その他、古名の「月草(ツキクサ)」は音変化で「ツイクサ」とも呼ばれており、そこから転じて「ツユクサ」となった説もあるが、「ツイクサ」の例が見られるのは「ツユクサ」の約600年後である。

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