どんがら汁の意味
どんがら汁とは、タラを使用した山形県庄内地方の郷土料理。寒鱈(寒の時期に獲れる真鱈)の身・頭・内蔵・骨を鍋に入れ、ネギや大根、豆腐と一緒に味噌で煮込む。寒鱈汁。
どんがら汁の語源・由来
どんがら汁の「どんがら」は、「どうがら(胴殻)」が転じた語。
「どうがら(どんがら)」の「どう(どん)」は「胴体」の意味、「がら」は「鶏ガラ」の「ガラ」と同じく「から(殻)」が濁音した語である。
寒ダラの胴(身)とガラを煮込む汁なので、「どんがら汁」の名前がついた。
1月には酒田や鶴岡など庄内各地で『寒鱈まつり』が行われ、どんがら汁を食べることができる。