くぎ煮/釘煮/くぎに

くぎ煮の意味

くぎ煮とは、佃煮の一種。生のいかなごを醤油やみりん・砂糖・生姜などで甘辛く煮込んだもの。

くぎ煮の語源・由来

くぎ煮は、「釘」に由来する名前であることは間違いないが、その中にも細かな説がいくつかある。
この食べ物が茶色く折れ曲がっており、錆びて折れ曲がった釘に見えるところから、「くぎ煮」と呼ぶようになったという説。
錆びた釘に似ていることから、「釘似」で「くぎ煮」になったとする説。
くぎ煮を作る様子が釘を煎っているように見えたことから、元々は「釘煎り」と呼ばれており、「釘煎り」が「釘り」、そして「くぎ煮」に変化したとする説があり、錆びて折れ曲がった釘の説が有力と考えられている。
「くぎ煮」という名前は、1960年代頃、神戸市垂水漁協の組合長による命名ともいわれるが定かではない。

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