カエルの意味
カエルとは、無尾目の両生類の総称。頭は三角形で、目は上に飛び出している。昆虫やミミズを舌で捕らえて食べる。幼生はおたまじゃくし。
カエルの語源・由来
カエルの語源には、元のところへ必ず「帰る(かえる)」ところからや、卵から「孵る(かえる)」の意味、冬に姿を消しても春になると現れるので「蘇る(よみがえる)」の意味、鳴き声の「カヒルカヒル」などの説がある。
どの説も考えられるが、徘徊しても必ず帰巣するカエルの習性から、最初の「帰る」に由来する説が最も有力と見られている。
漢字の「蛙」に「虫」が付くのは、元々「虫」の漢字が昆虫ではなく、ヘビなどの爬虫類やそれに類する生物を表したためである。
「蛙」の「圭」には、三角形のカエルを表した象形説と、カエルの鳴き声を表した擬声語説がある。
「蛙」の異体字「鼃」が、全体でカエルの姿を表しているとすれば、「圭」も象形文字となるが、「鼃」の上部「圭」はカエルの鳴き声を表した文字との見方もあり、「圭」については定かではない。
カエルの別名・類語
かわず/フロッグ/もみ/おたまじゃくし/かえるご/かと