ノウゼンカズラの意味
ノウゼンカズラとは、ノウゼンカズラ科の蔓性落葉樹。気根を出し、他の木や壁などに付着してよじ登る。夏から秋にかけ、橙色や赤色の花が開く。中国原産。
ノウゼンカズラの語源・由来
ノウゼンカズラは、古く中国から日本に渡来した植物で、名前は漢名の「凌霄花」に由来する。
凌は「凌ぐ」「上に出る」、霄は「遥かな空」「天」で、凌霄花は「天にのぼる花」を意味し、高い所によじ登る習性からの命名である。
「凌霄」の読みは「リョウセウ(リョウショウ)」だが、日本語にはラ行音で始まる言葉がなかったことから、 R音とN音の交替によって「ノウセウ(ノウショウ)」となり、転じて「ノウゼン」となった。
ノウゼンカズラの「カズラ」は、「テイカカズラ」や「スイカズラ」などと同じ「カズラ(葛)」で、つる草の総称である。
ノウゼンカズラの別名・類語
ノウゼン/ノウショウ/ノウショウノカズラ/リョウショウカ/マカヤキ/ジョイ