クズ/葛/くず

クズの意味

クズとは、マメ科のつる性の多年草。根から葛粉や漢方薬が作られる。秋の七草のひとつ。

クズの語源・由来

クズの語源は、現在の奈良県吉野川の川上にあった古代の地名「国栖(くず)」に由来し、国栖が産地であったからか、同地のものを改良したことからという説が有名であるが、特に根拠となるものはない。
他には、「筋(すじ)」を意味する語に由来するという説もある。
クズは古名を「クズカズラ(クズカヅラ)」、漢字の「葛」は訓読みで「かずら(かづら)」、葛根は「かずね(かづね)」とも呼ぶことから、クズは「カズ(カヅ)」と呼ばれていた可能性がある。
「カジ」「キジ」「クジ」など、「カズ」に近い音で「筋」を意味した方言が全国にあり、沖縄県の八重山では線条の意味から葛類を「クジ」と言うため、クズが筋の意味に由来する説は考えられる。
ただし、「かずら」はつる草の総称なので、クズを表す語に「カズ」が多いのは、つる性の植物であることからとも言え、特定は難しい。
その他、根を粉にして用いることから「屑」に由来する説、スイカズラの上下略の転など多くの説がある。

クズの別名・類語

クズカズラ/裏見草/マクズ/カイコズル/カンネ/クゾフジ/クズバイン/ウマノボタモチ/ウマノオコワ/葛根/葛花/葛葉

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