ぬか喜び/糠喜び/ぬかよろこび

意味

ぬか喜びとは、いったん喜んだ後、実はあてはずれでがっかりするような、儚い喜び。

語源・由来

ぬか喜びの「ぬか」は、玄米を精白する時に生じる、種皮や胚芽の粉末の「」のこと。
糠はその形状から、近世頃より「細かい」「ちっぽけな」の意味で用いられた。
その意味では、「糠雨(ぬかあめ)」や「糠星(ぬかぼし)」などに使われている。
さらに、糠は「小さい」の意味から派生し、「はかない」「頼りない」などの意味も持つようになり、はかない喜びを「ぬか喜び」と言うようになった。

類語・言い換え

空喜び/小糠祝い/雀の糠喜び/儚い喜び/うたかたの喜び/空頼み/徒花を咲かす/徒花に終わる/一場の儚いうたかた/水の泡/水泡/元の木阿弥/期待外れ/当て外れ/予想外れ/見込み違い/思惑違い

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