不倫/ふりん

意味

不倫とは、道徳に反すること。特に、男女関係での道に背くこと。

語源・由来

不倫の「倫」は、漢語では「仲間」「類い(たぐい)」の意味をもつ。
同列に並んだ仲間ということから、「倫」は人間同士のきちんと整理された関係を表し、「秩序」「道徳」という意味に派生した。
「倫(道徳)に反する」という意味の「不倫」は日本で作られた言葉で、明治時代から見られる。
戦前から、「道徳的に許されない恋愛」の意味でも使われ始めたが、その後は一時、死語となっていた。
再び、「不倫」の語が使われ始めるようになったのは、1983年頃。
愛人契約の仲介をする「愛人バンク」の『夕ぐれ族』や、TBSのテレビドラマ『金曜日の妻たちへ』などの影響によるもので、それ以降は、男女関係に限定した使い方がされている。

類語・言い換え

不徳/不徳義/不道徳/背徳/不義/不届き/浮気/浮気の蒲焼/密通/私通/姦通/姦淫/密か事/不貞/間男/夫重ね/よろめき/略奪愛/禁断の愛/禁断の/邪恋/アバンチュール/ラブアフェア/情事/色事/道ならぬ/許されぬ/物の紛れ/忍ぶ恋/人目をはばかる/火遊び/行きずりの/かりそめの/手の窪/二股/三角関係/ラブトライアングル/不適切な関係/横恋慕/目褄を忍ぶ/不貞を働く/穴隙を鑽る/通じる

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