でんでんむし

意味

でんでんむしとは、カタツムリの異名。

語源・由来

でんでんむしは、「出出虫(ででむし)」の変化した語で、「電電虫」や「出ん出ん虫(「出ん」は「出ない」の意)」ではない。
「ででむし」の「でで」は、「出る」の命令形「出よ」「出ろ」の意味の「出」を繰り返した言葉である。
「ででむし」から「でんでんむし」に転じたのは、童謡『かたつむり』に「でんでんむしむし かたつむり おまえせなかはどこにある つのだせ やりだせ あたまだせ」とあるように、子ども達が口拍子に「でんでん」と言ったためであろう。
でんでんむしは「出出虫」の意味に由来するが、漢字はカタツムリの別名「蝸牛(かぎゅう)」の字が当てられる。

別名・類語

ででむし/でんでむし/カタツムリ/かたつぶり/マイマイ/まいまいつぶり/まいまいつぶら/まいまいつぶろ/蝸牛(かぎゅう)/エスカルゴ/ナメクジ/ナメクジラ/ナメクジリ/マメクジリ/マメクジラ/ナメラクジ/スネール/巻貝

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