オクラ

オクラの特徴栄養・効能選び方保存方法旬の時期加工品など、知っておきたいオクラの基礎知識。
オクラ

オクラの特徴

オクラとは、アオイ科の緑黄色野菜です。
独特の風味と納豆のような粘りがあり、食感は好き嫌いが分かれます。
一般に流通しているオクラは、輪切りにすると、切り口が星のようになる五角種で、緑色のものが多いですが、丸形や多角形になるものや赤いオクラもあります。
赤オクラは茹でると緑色に変化するので、赤い色を活かしたい場合は、生のまま使うとよいです。

赤オクラの画像

赤オクラ

オクラの栄養・効能

オクラを刻んだ際に出る特有のヌルヌル成分は、ペクチン、ガラクタン、アラバンなどの食物繊維です。(ムチンといわれることもありますが、厳密にはムチンではありません)
水溶性食物繊維のペクチンは、整腸作用や血中のコレステロールを減らす作用、血糖値の上昇を抑える作用があります。
この他、オクラにはβ-カロテンビタミンB1B2C葉酸などのビタミンや、カルシウムカリウムマグネシウムマンガンなどのミネラルも豊富に含まれています。

オクラの選び方

大き過ぎるオクラは筋張ってかたく、苦味があるので、長さ5〜6cmの小ぶりの若いものを選びましょう。
表面のうぶ毛が均一で密集しているもの、緑色が濃く鮮やかで、角が立ってしっかり張っているもの、ヘタが黒ずんでいないものが新鮮です。

オクラの保存方法

オクラは乾燥と低温に弱いので、ポリ袋に入れてきっちり封をし、冷蔵庫の野菜室で保存します。
5℃以下では低温障害を起こし、褐変するので注意しましょう。

オクラの旬の時期

露地栽培の国産オクラは6月から9月が旬ですが、流通はほぼ通年しています。
低温になる冬場は、輸入品も出回ります。

オクラの加工品

オクラチップス、ピクルス、乾燥オクラ、オクラパウダーなど。

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