乱れる/みだれる
乱れるの意味、語源、由来を解説。整っていたものがばらばらになる現象。「みだる」の下二段活用で、「み」は「水」、「だる」は動詞を作る接尾語とする説がある。
状態・様子に関する言葉の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
乱れるの意味、語源、由来を解説。整っていたものがばらばらになる現象。「みだる」の下二段活用で、「み」は「水」、「だる」は動詞を作る接尾語とする説がある。
凄まじいの意味、語源、由来を解説。程度が甚だしい。「すさむ(荒む)」が形容詞化した語で、鎌倉時代に濁音化。
小さいの意味、語源、由来を解説。容積や身長などがわずか。「ちひさし(小さし)」の口語で、「ち」の音が小さいさまを表す。
愛くるしいの意味、語源、由来を解説。子供などが大変かわいらしいさまや、非常に愛嬌があるさま。語源には二つの説があり、特定が難しい。
腑抜けの意味、語源、由来を解説。意気地がないこと。「腑」は「はらわた」「臓腑」のことで、底力の源となる場所が抜け落ちた状態の意味から。
はばかるの意味、語源、由来を解説。遠慮する、ためらう。「はばむ」と同源で、本来は「ためらう」「遠慮する」の意。「はば」を「幅」と捉えた誤活用で意味が変化。
曖昧の意味、語源、由来を解説。はっきりしないさま。漢語に由来する言葉で、「曖」も「昧」も「暗い」を意味し、暗くて確かでないところから。
潔いの意味、語源、由来を解説。思い切りがよく、清らか。「いさぎよし」の口語で、「ぎよし」は「きよし(清し)」の連濁。「いさ」は諸説ある。
薄いの意味、語源、由来を解説。厚みが少ない、濃度や程度が弱い。「あさし(浅し)」の転か、「うす(失す)」の形容詞化から。
腐るの意味、語源、由来を解説。細菌によって変質し腐敗することや、がっかりすることを表す。「くちる」「くたばる」に通じるが、具体的な由来は未詳。
萎えるの意味、語源、由来を解説。気力や体力が抜ける。文語ではヤ行下二段活用の「なゆ」なので、「な」や「なぐ」をヤ行活用した語と思われる。
伊達の意味、語源、由来を解説。派手な行動や服装で外見を飾ること。漢字は伊達政宗の影響も考えられるが、言葉本来の由来は、それらしく見せる意味を表す接尾語「だて(立て)」から。