悉く/尽く/ことごとく
悉くの意味、語源、由来を解説。残らず、すべて、みな。上代に「事」を重ねて物事のすべてを表した「事事(ことごと)」に由来。
状態・様子に関する言葉の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
悉くの意味、語源、由来を解説。残らず、すべて、みな。上代に「事」を重ねて物事のすべてを表した「事事(ことごと)」に由来。
ギザギザの意味、語源、由来を解説。のこぎりの歯のような刻み目。「きざむ(刻む)」の語幹「きざ」を重ねた「キザキザ」が、明治時代以降に濁音化して現在の形に。
剣幕の意味、語源、由来を解説。怒りや興奮の様子を表す。脈を診る「見脈(けんみゃく)」から転じ、外見からの推察や脈の激しい状態を意味するようになった。
沢山の意味、語源、由来を解説。数量が多いことを表す。多い意味の「さは」と、多さを象徴する「山」からといわれるが、「さはやま」よりも「たくさん」の例が古い。
肉薄の意味、語源、由来を解説。身をもって敵陣に迫ることや、議論などで鋭く詰め寄ること。体と体が触れ合うほどに接近する意から。
絆されるの意味、語源、由来を解説。人情に引かれて心や行動の自由が束縛されること。「絆す」に受け身の助動詞「れる」が付いた語。
格好の意味、語源、由来を解説。外見や身なり、体裁、世間体を表す。本来は「恰好」と書き、「ちょうど良い」「相応しい」を意味した。
人いきれの意味、語源、由来を解説。人が密集し熱気やにおいで満ちた状態。「いきれ」は、むっとする熱気を意味する「いきれる」の名詞形。
おかしいの意味、語源、由来を解説。滑稽、妙、納得がいかないさまを表す。「をく(招く)」や「をこ(痴・烏滸)」の形容詞形とする説がある。
鷹揚の意味、語源、由来を解説。ゆったりとして小さなことにこだわらないこと。鷹が空を悠然と飛ぶように、恐れず落ち着いているところから。
あどけないの意味、語源、由来を解説。無邪気でかわいいさま。無邪気だ、子どもっぽいを意味する「あどなし」に「け(気)」が付いた言葉。
都合の意味、語源、由来を解説。差し障りや工面すること。「合計する」が原義で、後に「工面」や「やりくり」、さらに「具合」や「調子」の意味が生じた。